画材屋さんの福袋
ようこそいらっしゃいませ。
驚くことにもう1月も終盤ですが、2023年になりましたね。昨年開始したこのブログですが見に来ていただいている方がぽつぽつといらっしゃるようで嬉しく思っています。またゆるりと色々書いていきますのでよろしくお願いいたします~。
今回は上羽絵惣さんにて福袋を購入しましたのでその紹介や感想となります。
画材屋さんの福袋もいろいろとあり結構お得に買えるものが多いのですが、ラインナップを見て「欲しいセットにはもう持っているものがそれなりに入ってるなぁ」というお品が多く、気になるものはそれなりにありましたが購入には中々至らずでした。
でも、新年に新しく趣味を始めたいなと思う人や水彩絵の具を使ってきたけどアクリル絵の具や色鉛筆も使ってみたいな、など今までに持っていなかった画材セットを買うにはとても良い機会になるのではないかと思います!!
(新しい年が開始してもうだいぶ経ってしまっていますが)
新年に新しいことを始めるきっかけに‼
そんな中で購入に至った上羽絵惣、顔彩は呉竹の「顔彩耽美」をほぼ一通り持っているのですが、他のメーカーは基本の色を持っていないということもあり、Twitterで上羽絵惣の福袋ツイートを目にして買って比較してみたーいと思った次第です。
上羽絵惣について
ここを見に来てくださる方だとご存じの方が多いだろうなとは思いますが、”うえばえそう”と読みます。(私は初見では読めませんでしたねー)。1751年に京都で創業した老舗で、日本最古の日本画用絵の具メーカーとのことです。
オンラインショップを見ると顔彩の販売もありますが、化粧品にかなり力を入れているようで、基礎化粧品やハンドクリーム(ジュレ)などなど素材にこだわった品々が揃っています。『胡粉ネイル』という名前を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?みているだけでも楽しいので、ぜひショップのページもご覧いただけたらと思います!
胡粉ネイルについて
日本画用の白で貝殻から作成される”胡粉”を使用しているネイル。一般的なものと異なり有機溶剤の刺激臭がなく、オフの際にもアルコールでOKという特徴があります。
(詳細はリンクよりご参照ください)
上羽絵惣 オンラインショップ リンク
福袋の中身を紹介
いよいよ本編です。
今回購入しましたのは絵具福袋の梅です。顔彩24色が入っていたのが購入の決め手でした。ほかのラインナップだと竹は顔彩が含まれておらず、松は12色の顔彩セットでどちらも水干絵具と岩絵具がメインなのかな?という印象でした。
①顔彩24色+金 & 銀
セットに加えて金銀がついているのが地味に嬉しい。
まずは外観から(色見本を作ってから撮影したので水を落とした跡がw)、顔彩も色によって表面がツルツルだったりザラザラだったり個性があるのが面白いなーと思います。
お次は色見本をば、色によって多少溶けやすさに差があるように感じましたが著しく溶けにくいというようなものはありませんでしたし、塗りやすかったです。
どれもきれいでいい色なので1色ずつテンションを上げながら塗っていました。青系がどれもきれいだなーというのと白緑がとっても可愛いのでお気に入りになりそうです。紅梅も捨てがたい可愛さがありますね~。
(我が家はスキャナを導入していないので色味は参考までで…お願いします)
胡粉もちゃんといるよ、見えるかな??
ところで、この顔彩の並び順ってどういう順番なのかご存じの方いらっしゃいますか??色鉛筆や絵の具のセットの色相で分けられた並びに慣れているのでちょこっと戸惑った点です。何順で並んでいるのかな、と結構考えたのですが特段法則も思い浮かばずでした…(´・ω・`)
でも顔彩各メーカーの商品を調べるとこういうランダム?な並びになっているものの方が多いようで、メーカーごとに並び順もそれぞれなのかなという印象です。例外が呉竹で色味ごとで分けられています。
ん-、歴史の古い順とかかな~?
②スケッチブック
古めかしさもおしゃれな表紙が素敵なA5サイズのスケッチブック、中身はシンプルな画用紙かなと思います。厚さはさほどないので水をばちゃばちゃ使うのは厳しいかと思いますがシャーペンとボールペンの書き心地は良好でしたので、イラスト案を考えたりちょこっと落書きしたいときに丁度よさそうです。
③スケジュール帳
スケッチブックの表紙をきゅっと詰めたようなデザインの表紙、こちらもよいですね。コンパクトなA6サイズに年間カレンダー、各月のページとメモページが幾ばくかというめちゃくちゃシンプルで余計なページのない構成がとっても私好みなお手帳です。
しかしスケジュール帳は昨年のうちに購入済みで、すでに使い始めているものがあるので…そちらを通常の予定表として、こちらを創作関連の予定(or 記録)を書き込むのに使おうと思っています。
こちら通常の販売はないようなのですが、私の理想に最も近い手帳と言っても過言ではないのでむしろ商品化してほしいですね。こんなにシンプルな手帳昨今あまり見かけず毎年年末に手帳ジプシーになりかけるので、本気で毎年買いたい。
④西陣織のしおり
こちらも素敵です。添付のリーフレットによると、販売されている商品ではなく店舗やオンラインショップで商品購入の際にランダムでついてくるプチギフトの1種類とのことで、他にお香やお菓子など計6種類が記載されていました。
⑤添付資料(リーフレットなど)
上羽絵惣さんやプチギフトの紹介にネイル等の化粧品が記載されたリーフレット。こういうの見るの楽しいですね~。ネイルをする習慣が全くないのですが、せっかくなので何か買ってみたいなと思ってみたり。特定の爪だけが異様に割れやすいので爪美容液が一番必要なのかと一番上に乗っけてみました。
⑥水彩紙「Vif Art」荒目:はがきサイズ
マルマンのヴィファール。荒目愛好会に属しているのでとても嬉しいチョイスです!こちらは裏面に郵便番号欄があるのでおハガキとして送りやすいタイプになっています。
送る相手がいればいいけど
顔彩でイラストを塗ってみる
せっかくなのでイラストも塗ってみました。描いた日がたまたま1月15日で「イチゴの日」というのをTwitterのタイムラインで見かけたこともあり、イチゴをもぐもぐしている子にしました。SNSに投稿した後に追加した背景がいつもの残念クオリティなのを今年はどうにかしたいものです…。
髪の毛に使った青系がとてもキレイだなと改めて思いながら塗っていました(写真で全然伝えきれませんが…)、赤系統も主にイチゴで紅・紅梅・朱と3色使いましたがどれもそれぞれ可愛いくてですね、非常に楽しく幸せな気持ちで塗れました~。
今回は混色はせずに多少の重ね塗りで仕上げおり、肌の色も紅梅で赤味を差して朱色をうすーーく広げるというのを2,3回繰り返しています。重ね塗りも特に難なくできますね。
水彩紙は福袋に一緒に入っていたヴィファールを使う流れだと思うのですが、この時ちょうど廃番情報を目にした後だったお気に入り水彩紙のストラススモア・インペリアルを悲しみに暮れながら使用しました(´;ω;`)
ストラスモアは顔彩を塗っても、とても言うことを聞いてくれる子です。こちらは別途お気に入りポイントを記事にしようかしら。
結論:色もきれいで塗りやすい顔彩だよ
塗比べを…
しようと思ったのですが、ここまで書くのに相当な時間がかかっているという極個人的な事情から別記事に分けます。(文章を書くのにめちゃくちゃ時間がかかってしまうので、ちょっと工夫が必要だなと感じています)
今回入手した上羽絵惣24色と元々持っている呉竹「顔彩耽美」から同じ名前の色を比較して、感想などを述べる予定です。なるべく時間が空かないようにとは思っていますが、まだどうまとめようか悩んでいる段階という…。
頑張って仕上げようと思いますので、よろしければまた遊びに来てくださいね。
つづく!!
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